きゃまきのブログ

アウトドア好き陰キャがライフログ残すだけ

2025よかったもの総括

一年の整理を兼ねて。リンクを追加

音楽

・36℃ U・B・U

作詞:""Soflan Daichi"" 作曲・編曲:""伊藤翼""

 はい、作曲家モクで聴きました。kawaii rapid Blues funk、なんですよね。2017~2019年くらいにあのコンテンツのあのユニットが歌ってそうな曲のサウンド(伝わる人にのみ伝わる暗号)すぎてイントロで一瞬に笑顔になった。あの頃のサウンドのノリがどちゃくそ好みなので...和音ずつで区切ってリズム取る感じの曲よりも、メロディベースピアノそれぞれがラインをもって自由奔放ながらにまとまって動くこのグルーヴ感が本当に好き。

 

 学マスインターネット受動喫煙でしかしらないんですけどこういう歌詞渡すんすね。この座組自体はあっちのコンテンツでしょっちゅう見てるんですが、伊藤翼さんと組んでるときのSoflan Daichiさんではこういうテイストの歌詞はなかったので新鮮で、ここは明確に違うところだと言えます。文章に指示語が多すぎてコイツ何言ってんだって感じですが、皆も令和の宣誓とか学マスの宣誓とか言ってるし、多分伝わるでしょう。

"I know 愛のボーダー 今日は"

"急な「ぎゅっ」でキュンもCute私のCue受け取ってよ"

"出来不出来は横に置いて耽溺を希望"

"恋の三大 Cha Cha Cha Chance・Chase・Challenge 用のないメッセージ[ピロン♪] さりげないタッチ[ねぇねぇ] 翻訳すれば すべてが つまりラビュー"

"36℃ニブい君にCaution! 「どうせ・だって・でもでも」なんて3Dを抜け出して 異次元的ステキをいっぱい感じて" 

 黒閃の人類最大連続回数更新した?ってなるぐらいキレッキレ。三つ重ねをCからDにずらして繰り返すの、先に進んでる感出しながらリズムライム両方で畳みかけてくるの狙ってやってるんすかね?凄すぎん?

 

あっちのコンテンツはロックライブもだけど来年10thライブとのことで楽しみですわね。

 

・太陽であれ!

 105期のDOLLCHESTRA曲は黒閃決めまくってますが、一曲選べと言われたら迷わず選ぶぐらいにはお気に入りです。

 「どうせ人間みな 平等に夢ばっか 見てるんだ 手を伸ばせ! 空はまだ遠くても(大丈夫)」 ←完璧。詞、譜割り(ライム)、メロディ、ベースライン全部好き。元々104ドルケからスラップベースがいいわけですが、105期曲は輪をかけてベースが暴れまわってて最高。この歌詞滅茶苦茶アイカツイズムを感じるんですよね。キャストも二人とも好きだし、105ドルケの通奏低音なのかもしれない。

 曲単体でも傑作ですが、これに活動記録と赤の衣装とライブ時の楽しさ、初期BLEACH当たりでギリギリ流れてそうな映像に謎のなつかしさを感じるなど、個人な裏ドラが乗りすぎて役満。この路線もっと一杯増えてほしいですね。同梱のdiamondzも、トランプのスート題材の曲を作るというアイデアの方が先に来てるはずなのに"ダイヤを磨く"に焦点を当てた歌詞になったの完璧な回答でたまらんですね。

 

・Be Proud

 乙宗梢の色がマーメイドグリーンなのマジで何も気にしてこなかったんですけど、この曲聞いて完全に理解できた。乙宗梢を人魚姫になぞらえたらここまでハマる歌詞になるんだ...切ない恋とか悲劇性に焦点を当てて語られることは多いけど渇望と執念の側面に徹底的に合わせるってのはないよね。その中で完全に重ねるわけではなくて「宿命を切り裂くのはナイフじゃなくてプライド」はキマり過ぎてる。ケリーさん、ありがとう...

 

105期始まった直後から泉にうっすら大場なな味を感じてはいたし、セラスの映画好きなところも知ってたのに、映画(館)を題材にした曲が出てくることは全く予想してなくて初披露時城ホでガチで悔しがってました。綴理の先生になるっていう夢や乙宗梢のワイルドスクリーンバロックは予想できたのに...

シアターってちょっぴりいい雰囲気の単語に生き様みたいな泥くさめの単語をくっつけるのもセンスの塊だけど落ちサビの

「夢は散り際 皆ひとりきり やり切れたら次回作に期待」でシアタ生き様と夢は散り際で後ろ5文字踏めるんだってなってた。平成ギャルズと同じ作詞家から出ていい語彙じゃなさすぎる、天才か?

 こっから初日AFに繋がってマジでヤバかった。隣のオタクは耐えきれなかったのか頭抱え込んで座り込んでました。まあかくいう私も心の中にある瑞河女子の部分が「NTRやんけ~」って叫んでましたが...

 

想い出を映画に詰め込んで一歩踏み出す決意を示したシアター生き様

映画にチャレンジする中で、不完全でも熱を持ったみんなで作る芸術であるスクールアイドルでチャレンジし続けることを誓ったproof

 

 

そして可愛い後輩ができて惚気散らかしてるフォーチュンムービー

これが蓮ノ三大映画曲だ!

 

蓮が曲を出しすぎるせいで他の曲を正直あまり聞けていない。今年一年で60曲ぐらい出してるから6日に1曲出てたらしいね、正気か?

 

・ハッピーチューニング

・プリティー×アクティビティ

 詞と曲がアイカツ!組プリパラ組でシャッフルした出来上がってきた曲で2015年すぎる。

 ハッピーチューニングはRealize!のころのプリパラサウンドで作編曲者違うのにここまでプリパラ1stになるんだすぎるし、「わたし達の声がキラキラひとつになる あがったココロのボリューム」はこだま御大が小中学生キャラ歌唱に渡す時の歌詞すぎて柏手打たずにはいられない。

 プリティー×アクティビティのイントロ「また会おうよ!約束だよ!」、二つのセリフだけなのに2015年の子供同士、カツとプリ、作品と子供の三重にかかってきてて開幕から刺してくる、私は対象外なのに。「笑っちゃうくらい近くにいた お互いの歌が聞こえていたね ユニゾンしているみたいに」2015年!!!!!「帰り道、別々なんだけど全然、話し足りない!今までのこととかこれから起こる期待してる未来のこととか」2015年から今までの時空を完璧にコントロールしてくるよね、私の脳内には存在しない記憶なんですが。作曲はMONACA石濱さんですけど編曲はプリパラサイドの酒井さんなのに音使いがかなりMONACAサウンドっぽかった。

とにかく2015年を感じれてよかったです。

 

映画

・HERE 時を越えて

 まんがタイムきらら映画。...いや、『HERE』という原作グラフィックノベルがありそれの映画化なんですが。バーナード嬢曰くでもちょろっと触れられていたらしいです。ド嬢読んでるはずのに覚えてない。

 その内容はアメリカ南部っぽいどこかに固定カメラを置き、恐竜が駆け回るころから現代までを一切カメラを動かさずに行き来しながら描き切るという画期的な映画。シーンの切り替えもピクチャーインピクチャーやスプリットスクリーンのみで行うという徹底っぷり。主演のトムハンクスもVFXで若いころから老人になるまでを演じるなど新しめの技術も多数使用されています。作品説明や画面作りのインパクトだけ見ると単なるドキュメンタリー映画の作り方と同じに見えてしまうんですが、令和にならないと作れなかった映画なのかも。

 固定カメラで時間変化を描く...そう、まんがタイムきららの得意分野です。日常系はナメられがちですが、別の文化圏の他人の生活を味わえるというのは、通常の生活内で味わえない特別でリッチなものだと思いますし、これを映画館の暗闇で没頭できるというのはかけがえないのない経験だと改めて感じました。これを噛みしめるには世の映画のテンポは早すぎるんですよね。自分は基本せっかちな方なんですが、強制的にデカいスクリーンとだけ対話させられる映画館に関しては、地道に長尺で動かしていくのが映えるというか唯一できる空間だと思うんですよね。これができるのは今のところ映画館と月間四コマをやってる漫画タイムきららだけだと思ってます。

 記事書くために調べなおしてたら、バック・トゥ・ザ・フューチャーの監督らしいことをしった。依然として新しい映画を作り続けていらっしゃることに感服するとともに、そんな人もまんがタイムきららに行きつくのは人類に共通する価値観の一つとしてきららがあるのかもしれませんね。(怪人の語り口)

 

・国宝

 もう言わずもがなかもしれませんが... 父の死の時の景色に憑りつかれて芸事に没頭していくという軸はシンプルながら、歌舞伎界やら人間関係の葛藤やらの絡みをうまく絡めて描かれた映像は、飽き性の私を175分という時間を感じさせないほどに没頭させてくれました。とにかく吉沢亮がよかったです。劇中演目が綺麗にストーリーに内包されていることはもちろん、主演が女形や男形での様々な姿を見せてくれることで、心理状況が多重に伝わってきて...特に二回目の曾根崎心中なんかはリベンジと歌舞伎役者としての心中とか色々重なってて気迫などが実際に演目を見ているときのように感じられました。

 ババンババンバンバンパイアもよかったので今年は吉沢亮イヤーだったのかも。

 

・秒速五センチメートル

 見終わった後、「こんなに分かりやすくなるよう改変して、直接的ではないとはいえ明里からの直の言葉が届いた形になっちゃうと、なんか奇跡があるみたいな感じになってしまいよろしくないのでは」とモヤモヤしたが、近くの席のJKが「なんか小難しくてよくわかんなかった」「ってか、あんないい子(多分花苗)ほっとくのありえんよな~」みたいなこと言ってて、「ここまで感情移入しやすくしても一切理解されないキショさなんだ」ってなって一瞬でサイコーの気分になった。ありがとう近くのJKって言いながら帰路に着いた。これだから映画館に行くのやめらんねえ。

 

アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-

 自認2015年女児でして数百話一切の予習をせずとも適合することが可能な作品なので、ドヤ顔で劇場に向かいましたが「僕のデータにないぞ!」なフォーメーションから一生始まってて転がってた。純・アモーレ・愛なんか2人用の新規モーションになってたし。Realize!も無法すぎる組み合わせでやったし。ガルマゲ組もこのために2025年にRealize!歌詞覚えて取り直したんすか?一点文句があるとすればでびえんまど凛は素晴らしいの一言なんですがそれがアリならフレンドあろみかもアリなんじゃないか?ということぐらいでしょうか。*1

 ファンムービーといえばファンムービーだったのですがこういう越境が昨今どんどん増えてきていて軽率にこういうのやってほしいなと思えたし、結構そういう声が多かった点で意味があったな~と思った作品でした。

 

他だと、虹ヶ咲二章はずっと知ってる景色しか出てこなくて逆に集中できないという別の面白さが発生していた。特にせつ菜がライブするシーンは、一瞬で京都駅ってわかったし回想シーンが京都で大学生を過ごした人間のそれすぎる。実は京都の大学生なんじゃないかせつ菜?プリキュア夏映画もオモロすぎて普段からこれをやってくれ~~~つってた。推しという概念がここまで一般的になってしまった世界で時間差の話をしておくのは大事だし、犬にアレ言わせるのが偉すぎた。わたなれ..を映画の枠に入れていいのか分かりませんが紗月さんのゴミ...が聞けて本当に満足した。そのまま5~7巻の範囲で2期やってくんない*2?コミカライズ版が2021~2年の金曜日更新漫画たちで紙面競い合った作品が世界に知れ渡って本当にうれしいよ俺は。同期のハイパーインフレーションも淫獄団地もいじヤバも今ならアニメ化行けるんじゃないか?()蓮ノ空も合わせて、2025年のMVPはみかみてれん先生なのかもしれない。

 

漫画

・踊り場にスカートが鳴る

 完結記念、最後まで完璧で一人で拍手喝采してた。コンプレックスや役割に対する葛藤百合というのは大枠にありますが、その中で恋の前にまず自分を好きになる必要がある、という部分を最後まで真摯に描いていた作品。「勇気も自身も自分から行動してはじめて本当を手に入れられる」「『なりたい自分』でいることの責任って誰も取ってくれない・・・でもその責任とか不安を乗り越えた先にあなたが手に入れたものを思い出せばいいの」←これすぎる。世間でなりたい自分についてこれだけ叫ばれようとだれも責任取らないんですよね。その中でまず一歩踏み出す 自分の理想に一歩近づく その実感を知らないまま死んでいく人間を私は嫌悪するよ 貴様に行っているんだぞ天元*3

百合姫の漫画は関係性先行型の漫画が多い*4中、隙のない展開で、百合姫の中でぶっちぎりで一番楽しんで読めました。次回作読む機会があれば是非読ませていただきたいです。

 

・きみだけがほんとう

『きみだけがほんとう』 【無料公開中】 | ヤンマガWeb

 完結記念ツー。やっぱりこれ、令和の双角カンケイ。です。双子の片割れになり替わってデート、唐突に挟まれるサイコホラーサスペンス展開、双子でおれはお前になりたかったんだ...ってなる展開、ここまで書いてどちらかに絞れないことある?違う点はここみんポジがいないことぐらいか...まあなり替わっていることをばれないようにするとこがメインな双角カンケイ。に対し、そこは早めにバラして「お前は俺だ」に軸を置いているかという部分で大きく違うんですが。まあ性差があるならばらさないことのスリルで話を持たせるよりとっととネタバレして展開する方が面白いよね。

 双子が同じ人を好きになるも肉体並びにそれに結びついた記憶の違いから自己同一性の揺らぎと再構築がなされる三部作「さよならオルタ」「双角カンケイ。」「きみだけがほんとう」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

・上杉君は女の子をやめたい

ciao.shogakukan.co.jp

 どうも、やぶうち優先生作品上杉君新規と申します。令和最新版の絵柄にホイホイ釣られて読んだら作者名見て横転しました。13歳からプロやってるベテランは格が違うわやっぱ...古くから男の娘を描いてきた"匠"が到達したのが、BL(ボーイズライフ)とGL(ガールズライフ)?TSさせて両方やればええやん!の域は美しいの一言。上杉が女の子になったこと自体に対してはさっぱり済ませたのと、本人が前向きな性格なのもあってかあっさりした読書感。性教育パートも、ベテラン作家が「アレが来た上杉君のために、中1のイケメンが何もわからないなりに恥を忍んでコンビニ店員のお姉さんに聞く」みたいな描き方されたらこっちも黙々と授業受けるしかなくなるもんな。

 ちゃおプラスというウェブ媒体とはいえこれが圧倒的人気になる国であることはわーくにの数少ない希望かもしれません。

 

・ヴァンパイドル滾

 

 どうも、島本和彦ヴァンパイドル新規と申します。令和になってからやぶうち優島本和彦新規になることってあるんだ。ヴァンパイア自体はよく見る設定ですが、それをほぼ吸血を我慢させること一点に振るという使い方。とはいえこのギミックがアホなノリにも熱血にもドはまりしてるという。令和になって、理詰めで隙減らすような"偉い"マンガって結構増えた一方逆に"強い"マンガって減ったなあと思っているんですが、ベテランはこのあたりしっかり持ってるから強くハマる漫画がベテランばっかりになる現象が発生している。

 

・魔男のイチ

 ジャンプの期待され枠。魔男、アラビアンな宮殿、魔法の擬人化色んな要素ドカ盛りなのに不必要なあんまり余計な部分を感じることがないのですごいバランス感覚で成り立ってるな~という感じ。かなり理詰めで画面が作られてる気がするんですが、それでも「ジャンプの某編集が関わってると簡単に直感できる漫画」みたいな露骨ないやらしさというか顕示欲は感じないんですよね~~この感覚本当になんなんだろ。

 それはそうとジャンプ君、イチとカグラバチにすべてを託しすぎじゃないか?外薗センセに無理だけは本当にさせんといてくださいよ。鵺としのびごととさむわんへるつもあるからな。

 

 後は今更カルロゼン原作にハマっています。売国機関とかテロール教授とか明日敵とか。特に前者二つが好み。テロール教授は本当は受験終わった大学生前ぐらいのタイミングが一番いい気がするけど、そんなのをお仕事漫画が得意なモーニングでやってちゃ対象者誰も読まねえよ。売国機関はThisコミュニケーションに現実的な政治経済の力が働いている感じで、キャラに自己投影ver(仕事思い出して鬱)+神の視点ver(他人事でゲラゲラ)で二重に楽しめます。マジでこんな楽しみ方してると統合失調症になる気しかしないことだけが懸念。

 幼女戦記があんまりだったんで敬遠してました...前世の記憶が意思決定に積極的に関与するだけで合わなくなるの転生モノに対する相性が悪すぎるよなコイツ。売国機関もモチーフは明確にあるんですけど、それは世界の潮流みたいなところに作用していて、そこからキャラクター達の意思決定に繋がる感じだから、あんまり気にならないですね。

 

・学園アイドルマスター GOLD RUSH

やっぱ猪ノ谷言葉先生って天才でぇ...つって一生ろくろ回してる。学マス受動喫煙勢でも楽しめる。もう漫画の構成と構図が巧すぎるもんな。

 

 

四コマ漫画

・セーラー服と関西弁

 白地の背景多めにベタ塗の黒セーラーというモノクロ画面で会話劇をやるストロングスタイルな漫画始まったな...と初め思ってたんですが、それでずっと面白くて凄い。ラインスタンプ企画が漫画になることもあるんですね。瀬古〇さん掘り出してくれてありがとう。(何様)

 一言モノ申すなら南河内は海側に比べりゃ柄全然マシだよな?

 

・アイドルノブナ☆ガール

 贔屓目入ってるんですが、日ごろから高速当たり屋してる甲斐あってかやっぱ要素のかけ合わせが上手いしずらし方とかも上手い。弥助の方をもともと女だった扱いとするのはソリューション。

 リーフレット読むと前読み切り(キラ女)の設定流用多くて「やっぱあれ一番自信あったんかな」と思った。俺も読み切りの中でキラ女が一番好きです。普段おちゃらけてるツイートしかしてない方ですがリーフレット読むと真面目な漫画の話とか見れてやっぱ根は真面目なんだよなと改めて確認出来て面白かったです。本当におかしいっていうのはFanboxで〇毛公開したりすることだもんな。

 

あとは「はるか咲きそふ、刻どきの」「追放令嬢は技能実習生になりました。」「神絵師のお仕事」「魔法少女は羞恥心で強くなる」とかが面白かったです。去年よりは楽しくきらら読めてる気がする一方古豪を押しのけて読みたい!となるのは引き続きあんまりないので来年はそういうのが出てくるといいなあ。というか出てこないと大丈夫なのか?フォワードとかマジでなくなりそう...

 

アニメ

・もめんたりー・リリィ

 割烹!やっぱり「世界が滅びた廃墟で、戦いの中で仲間たちと生きていき、美味しいご飯を自炊するアクション料理企画(笑)」なんですよね。2話まではトンチキ枠か?と思ってましたが本題に入ってからは毎週の楽しみに。死と記憶と飯で逆説的に生をこれでもかというほどに描くっていうのは、映画とか小説の領域を含めると滅茶苦茶珍しいというほどではない気はするものの、いざ割烹をアニメーションシーンでやってくれるとそれらとは別種の味わいを感じれますね。自分はあまり食事に興味ない方なんですけどやっぱり同じ釜の飯を食うってのは大事なのかも。

 

 ほかだと日々飯、ムジカ、ミルキーサブウェイとかは楽しかったです。原作付きだとわたなれ。逆にTLで人気だけど自分に合わないのも珍しく多かった気がする、あんまし好みずれないんですが。正直アニメは年末年始にかけてアニメランキング泥棒するのが、定番になりつつあるのでこれからいくつか見ていきます。

 

ライブ

・Jacob Collier DJESSE WORLD TOUR Vol4 ASIA TOUR 2025

 二年ぶり来日とのことで平日でしたが行きました。来てくれてあざす!今年平日に何回もライブ行かされてんな。なぜかTori Kellyも一緒に来日してたので、Bridge Over Troubled Waterが聞けたのが公演としてはアドか。DjesseVol.4で一番好きなので。マジですべての楽器を演奏できて縦横無尽に走り回って凄い。なんかいきなり10弦ギター引き出すし。楽曲がいいのは言わずもがなですが見てて楽しそうにやるのと、観客にSAY!とガンガン煽って声出せるから楽しい。やっぱライブって、声出した方が絶対いいんですよね。

 

僕はボビー・マクファーリンフレディ・マーキュリーを見て育った。彼らは観客と一緒に歌うのが大好きで、常に新しくて面白い方法で観客を巻き込むのを楽しんでいた。実際、観客が加わることで、音楽を超えた“人と人とのつながり”が生まれる。特に観客だけで歌う時間って、本当に特別な体験だと思う。それぞれがパートに分かれて歌うと、会場を出る頃には、みんなが友達になったような気持ちになって、心が開き、少しだけ他人に優しくなっていて、人間らしさを取り戻している。僕自身も、そんな優しさやぬくもりを感じるコンサートをたくさん経験してきたし、自分のライブでも、同じような気持ちを味わってもらえたらと思ってる。

「アーティスト自身がソフトウェアに」イモージェン・ヒープが実践、AI×音楽の新たな可能性

(上記インタビューより一部抜粋)

 これすぎる。グラミー賞バンバン受賞してる稀代の天才もこう言ってんだから間違いない。こっちは客だからとか彼はコンポーザーだからとか人によって違うとかの意見は受け付けません。まあ流石にレギュ内でスタッフが何もしない範囲内であればですが。

↓公式でちょくちょくライブ映像上げてくれてんの助かる。

 

 これが極まってるのとして、彼のライブの名物となっているAudience Choirコーナーがあるんですよね。みんなで一音ずつ発声するという。こっちゃんに弄ばれてる蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんは分かると思うんですけど、あのノリをプロのアーティストにアドリブ合唱にしてもらえます。マジで楽しい。チケット割と簡単に取れるの日本ぐらいだと思うんで皆さん行きましょう。次いつ来るか分からんけど。

 

 これを音源化して配布してたりもしています。俺たちが音源になることもあるんだ...

Jacob Collier Audience Choir | Free choir plugin

 ちなみに、三時間ぐらいやってたんですが「流石に普段より短いな」と思ってたら周り皆「今日滅茶苦茶長かった~」と言ってて「流石に甘くないですか?(微笑)」の顔つきに。この調子でイキったまま運転して帰ってたら深夜に鹿引いて深夜1時に泣きながら警察を呼ぶことになりました。ここだけが本当に最悪だった。

 

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 4th Live Tour Dream 〜Bloom, The Dream Believers 〜 卒業公演

2025年最優秀賞です。別で記事書いてるんでそっち見てもらえればという感じですが、何度でも言いますけど「やっぱ天使!」の時本当にめぐちゃんがいてぇ...コーレスすると、こなと俺たちに繋がりが生まれてそこにめぐちゃんがいたんだよな。さっきのジェイコブコリアーの話もこういうこと言いたかったんだろうし、神話のエピソードって皆こういう感じで生まれて共有していったんだろうなとって魂で理解しました。これ、おちゃらけじゃなくガチです。

 

憲法で読むアメリカ史(全) 著:阿川尚之

憲法で読むアメリカ現代史 著:阿川尚之

 歴史がないと散々いじられるアメリカ君。しかし、彼らは世界最古の成文憲法を持っている、ということでここに焦点を当ててアメリカの歴史を語った本。

 最高裁の判決をベースに歴史を語るので違憲審査に関わる判例をベースにお話が進みますが、最初の事件がまあ面白い。米国最高裁判事は(ほぼ)クビにできないので入れ替わりのタイミング次第で党の思想に近い判事を任命しようとするのは知っている方も多いと思いますが、1800年に選挙で大敗した時当時の与党が影響力を残そうとするために任期切れ直前で判事を多数増やして影響力を持たそうとしたらしい。あまりに発想がアメリカすぎる。

 ところがこの時の国務長官は時間がなさ過ぎて任命状を送達じまいのままで任期満了になってしまったらしく、新政権が任命状を送付しないままにしてたら、「任命されたが辞令送付されないぞ。送付しろ」で裁判になった。そしてこの裁判の主席判事はなんと任命状を送達しそこなった国務長官本人である。国務長官から判事に任命されてたらしい。いや当事者が判事てそんなの許されるわけねえだろ。

 とはいえなぜかそこはそんなに問題にならず、その後判決がどう転んでいくのか...などは読んでいただいてというところですが、感想としては「自由の国アメリカ」とはなんぞやというのと、それをどれぐらいアメリカ人が大事にしているか、というのが読んでいくうちにどんどん分かった気になれます。建国経緯が他と比べても特殊なのでこの辺を理解できないと何考えてるかわかんない国なので少しでも知ろうとするのは大事ですね。まあ、トランプが理解できるようになるわけではないんですが。

 

・中国農村の現在「14億分の10億」のリアル 著:田原史起

 さっきとはうって変わって東の大国中国。経済発展めざましく大都市などばかり語られがちだが農村社会のウェイトは依然大きい。彼らはどのように考えて生きているのか。著者が実地のフィールドワークで得た知見を、エッセイ風味でお届けしてくれる本。

 某とは和解できる気はしませんが、庶民の側としてどうこうやっていく立場なんてのは結局どこも同じだなあとと思うエピソードも多いし、逆に広大な土地で生きてきたこと&中央集権国家体制が長いことによる文化の違いが結構出るところも多いなあと漢字られる話が多かったです。

 

・Science Fictions あなたが知らない科学の真実 著:ステュアート・リッチー

 タイトルだけだと反科学本に見えますが、研究不正とかバイアスとかそちらに対する本。

"2016年に1500人以上の研究者を対象に行われた調査では52%の人が再現性に「重大な危機」があると考えていた。また、38%の人が、少なくとも「わずかな危機」があると考えていた。

ほかの研究者の結果を再現できなかった経験があると答えたのは、化学者が約90%、生物学者が約80%、物理学者、エンジニア、医学者が約70%。

自分の研究の再現に問題があったと答えた科学者はそれよりやや少ない割合だった。"

(本文より一部抜粋) ※カバー部分より

 このように、怪しげな研究というのは思っているより多い。全ての科学の分野で反復性や再現性が求められるわけではないものの、そんな議論を持ち出さずとも捏造やらチェリーピッキングやらp値ハッキングやらがダメなのは当たり前であろう。もちろん、そんな露骨な不正をしなくとも過失による結果を報告してしまうことも人間である以上あるかもしれない。しかし、筆者がある研究についての再現性に関する検証の論文を投稿しようとしたところ却下されたとのことであった。この例が示すように、科学はまともかもしれないが科学者が誠実な存在かというのは疑問が残る。結局は科学者も人間社会の中で生きる以上、金と名誉と人事権などに発生するインセンティブに左右されてしまうからだ。

 この手の本、問題提起だけして不安煽っておしまいなことが多いんですが、解決策も色々真摯に提言してるところが凄い。滅茶苦茶簡単に言うと透明性、オープンサイエンス化を進めることで不正・過失・バイアスを助長するインセンティブが抑制されるということになる。実際日本語論文(どころか査読すらなしの出版)だけ出して内輪の学会に浸ってる分野ほどアレなイメージ強いし、加速器使ったりで共同研究してるような分野ほどまともなイメージはある、人文数理によらず。去年のノーベル経済学賞取ったアセモグル先生の本でも書いてあったけど結局政治の分野でも開かれた社会の方が発展していくんだから、インセンティブ設計の観点からは同じようなことしろっちゅう話になるんでしょう。まあ、エリーティズムでうまくいくならその極みのアカデミックでアカハラなんて言葉がここまでメジャーにならんわな。

 自分自身もデータを取り扱うことは多くあるため、統計的処理など筆頭に引き続き勉強していかないとなあとなりますね。そして、過失なくこなし続けるなどできないのだからせめて謙虚であろうとはし続けないとなあと思いました。

 

ナショナリズムとは何か 著:中井遼

 ナショナリズム。この文字を頻繁に目にする割にはNation-Stateについて解説されているところは見たこともない。というところでぼんやりした知識しかなくもうちょっとちゃんと知りたいなと思っていたところで中公新書から出ることを知り購入。他の出版社から出てるのだとカスみたいなの読まされる気しかしないもんな。(岩波とか講談社現代新書は大体はまともだろ)(それ自体が最大の偏見)

 この本の特長として、イデアの部分とかべき論みたいなところは第一章で概要を説明し、後は実証研究の紹介にほとんど紙面を割いていることが挙げられます。

 色々面白いのが載っており、例えば「ワールドカップの試合で勝ったらNationであることへのプライドは高まる」とか「経済格差が広がっている国ほど全体として愛国心が強い傾向があるが、貧しい人だけでなく貧しい人も豊かな人も同じ程度に強い愛国心を示す傾向がある*5」とか「人間は状況によって反移民感情を隠したり逆にわざと表明したりする」とか「分断が騒がれるアメリカでも、建国記念日アメリカという国民国家の理念を目にする機会が多いときに世論調査を行うと党派性が緩和される」とか「ナショナリズムの高さと民主主義の重視は正の相関がある(ただし韓国は例外的な結果)*6とか」。

 自分はナショナリズムどころかあらゆるものに対する帰属意識が弱い方で割とどうでもいいんですが、単純になくせる話でもないし、いい効果も悪い効果もあるわけだから金融政策と一緒で対症療法的に活用していくしかないでしょうからこういう研究もっと進んでいけばいいですね。まともに使われるかは知らんけど。

 

家具・家電

・タイガー電気ポット3.0LPIM-G300K

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過去ワイ 「紅茶とか飲むんだったら湧き立ての方がいいから電気ケトルの方がいいでしょ」←バカ、無能、仕事できないゴミ。いつでもお湯入れれる方が絶対いいに決まってる。もう君がいない生活なんて考えられないよ...

 

・食器洗い乾燥機 Panasonic NP-TZ500-W

 昔食洗器買ってたこともあり便利さは知っていたものの、すぐ壊れて以降、敬遠してました。改めていいやつ買ってぶん回してます。自動洗剤投入がとにかく楽だしスペースも広めのヤツにしたことで洗浄力の確保と2食ぐらいはためて洗える能力もある。後はどれだけ壊れないか...

 

もうほしい家電あんまりないので後は細かいインテリア投資になるけど沼でしかないんだよなあ...とはいえるりめぐフィギュアも結局飾れてないしどうしようか。ちゃんとしたインテリアキャビネットで、ガラス戸付でスケールフィギュア+スタンドまでカバーできる高さのやつ(最低300mm以上は欲しい)、FLYMEe*7とかで探してもないんですよね...インダストリアルやヴィンテージ系のインテリアだとどうしようもないんだろうか。

 

とりあえず来年はリステ10周年と蓮ノ空BGPを仮目標にして生きていきます。がんばるぞ~チェスト~

 

*1:当方、フレンドをまど凛の曲とおもっている過激派ゆえ。

*2:でもこれ12話に普通に収まんないよな...

*3:悪役の台詞だろうが、至言だと思ってるので。

*4:単行本のあとがきに、●●な子と■■な子の話が描きたくてキャラデをこういう風に設定した、みたいなのは割と百合姫ミックスに多い気がする。逆にガールズラブコメディ(一意に定まる)みたいな頑張る女の子を前に持ってきてどうたらこうたらは少ない

*5:じゃあそれがなぜなのかという提言も記載されています

*6:朴正煕政権成立経緯でこの辺がねじれているというのがちゃんとこういう結果にも出てくるんですねという感動があった

*7:家具のオンラインショップ

世界の後藤

ぼっち・ざ・ろっく!2期決定おめでとうございます。

 

…今更?

 

というのも、最近はきららの話を全然せずきらら筋が衰えているのを感じてまして、この機に乗じて*1最近マイブームになっているぼざろの海外出版収集の話をして筋肉を取り戻そうと思います。1巻だけにはなりますが...

 

 

日本でしか伝わらなさそうな陰キャ陽キャネタが多いので「こんなん海外でウケへんだろ」と思っていたのですが、海外のナード共にもどうやら刺さっているようで、海外翻訳版が結構出ています。ワールドワイドな女、後藤ひとり。きららでこんなに海外出版が出てるのは初なんじゃないかと思われるぐらいには多く、せっかくなので揃えてみたい!ということで見かけるたびに集めるようにしています。読めるわけでもないのに...今回はその成果を共有していこうと思います。

 

・日本の後藤

現地出版社:芳文社

houbunsha.co.jp

翻訳者:なし

著作権代理店:なし

ISBN:978-4-8322-7072-5

発売日:2019年3月14日第1刷発行

※ご存じの通り実際の発売日とは違いますが海外の正式な発行日とか分からんのでベンチマークとしては記載されている情報で比較します。

定価:819円

タイトル回収:

「でも私確信したの!ぼっちちゃんがいたら夢をかなえられるって!だからこれからもたくさん見せてね ぼっちちゃんのロック・・・ ぼっちざろっくを!」

HAMAJI, A. (2019). "Boch the rock! 1"Hobunsha CO, LTD.

 

本家本元。もはや聞きすぎて全員が暗記してるタイトル回収。代表的なセリフとしてここも比較研究していこうと思います。

 

アメリカの後藤

現地出版社:Yen Press, LLC

yenpress.com

翻訳者:John Neal さん

著作権代理店:株式会社タトル モリ エイジェンシー

ISBN:978-1-9753-7800-4

発売日:2023年10月

定価:15.00USドル 、19.50カナダドル

タイトル回収:

"With you around, BOCCHI-CHAN, I'm positive my dream'll come true! So never stop showing us how you rock, OKAY? We will wanna see BOCCHI THE ROCK!"

HAMAJI, A. (2023). "Boch the rock! 1"Yen Press, LLC

 

まあ英語圏全般なのですが出版国基準ということでどうかアメリカということでここはひとつ...この現地出版社はKADOKAWAアメリカの出版社との合弁会社のようです。きんモザの英語版も手掛けているところのようです。

翻訳ノートというのが後ろについており、訳す上での解説がかかれているのですが、これが非常に細かいネタまで書かれていて驚きです。結束バンドのメンバーがアジカンメンバー由来であることとか、扉絵のMVの元ネタぐらいは朝飯前で、このぼっちちゃんの顔はデスノパロで日本のインターネットミームと化してるとか、ツチノコの説明とか...ちなみにつちのこぼっちはbocchinokoと訳されている、bocchillaといいこっちの方が洒落ている気がします。

あと、きららジャンプの説明もご丁寧にしています。*2曰く"The kirara jamp generally has the main characters arranged in a line, shot diagonally from below, usually against a blue sky back ground"らしいです。模範的パブリックイメージだ。

このきららジャンプのコマのところのオノマトペ「きらら~ん」も”KIRARAAA”としておりこだわりが感じられます。ただきららアニメは"CUTE GIRLS DOING CUTE THINGS"(CGDCT)と訳されていました。英語ではこれがジャンルとして確立されているからでしょうか。*3

 

・スペインの後藤

現地出版社: Ivrea S.L.

www.editorialivrea.com

翻訳者:Damián gaggero さん

著作権代理店:株式会社タトル モリ エイジェンシー

ISBN:978-84-10213-50-0

発売日:2024年5月

定価:9.4ユーロ

タイトル回収:

"¡ESTOY CONVENCIDA DE QUE, SI TE TENGO A MI LADO, MIS SUEÑOS SE HARÁN REALIDAD! ASÍ QUE ESPERO QUE ME ENSEÑES MUCHO MÁS ROCK, BOCCHI. BOCCHI THE ROCK!"

HAMAJI, A. (2024). "Boch the rock! 1"Ivrea S.L.

 

スペインの後藤。スペイン語ということは南米でも通じるということを意味します。実際この出版社はアルゼンチンでも展開しているのでアルゼンチンの後藤もいるらしいです。

つちのこぼっちがBocchi-tsuchinokoと訳されてたり「きらら~ん」も、日本語は残しながらも"BLING"と訳しているなど英語版ほどきららブランドというものを考慮してない感じはあります。というよりは英語版のこだわりが凄いという感じですが。ただ、完熟マンゴーが"MANGOS MADUROS"になっててちょっと韻踏んでていいな~とかそういうのはありました。

 

・フランスの後藤

現地出版社:MEIAN

www.meian-editions.fr

翻訳者:Cèlia Chinarro さん

著作権代理店:株式会社クリーク・アンド・リバー

ISBN:978-2-38503-376-7

発売日:2023年未明

定価:7.95ドル

タイトル回収:

"ALORS CONTINUE DE ME MONTRER TON ROCK BIEN À ΤΟΙ! MAIS MAINTE-NANT, JE SUIS SÜRE QU'AVEC TOI, JE SERAI CAPABLE DE RÉALISER MON RÈVE! BOCCHI THE ROCK!"

HAMAJI, A. (2023). "Boch the rock! 1" Meian

 

カバーは何か一番いい感じの印刷をしていると思うのですが、スペインやドイツよりなぜか安いです。フランスは結構オタク文化入っていると言われており実際パリのオタクショップ覗くと現地訳されてるのが数多く見られました。こっちはつちのこぼっちは英語同様にBOCHINOKO、完熟マンゴーは"MANGUES BIEN MURES"になっています。

・イタリアの後藤

 

現地出版社:ISHI Publishing

Bocchi the Rock! 01 – Ishi Publishing

翻訳者:DAVIDE CAMPARI さん

著作権代理店:デジタルカタパルト株式会社

ISBN:9791281316836

発売日:2024年10月

定価:6.9ユーロ

タイトル回収:

"PERCIO, BOCCHI, CONTINUA A MOSTRARCI ANCORA E ANCORA QUANTO SAI ESSERE ROCK!PERO ORA SO PER CERTO... CHE SE CI SARAI TU, I NOSTRI SOGNI SI AVVERERANNO! CAPITO, BOCCHI THE ROCK?"

HAMAJI, A. (2024). "Boch the rock! 1" ISHI Publishing

 

なんかしらんがやたら安いイタリア語版。なんでなんでしょうね?新しい出版社のようで、漫画のラインナップもそれほど多くないのですが、HP開くと最初にぼざろがでてきます。なんか知らんけどかなり力を入れてくれています。後なんか記念バージョンみたいなのもあるみたいです。本当なのか...?

ishipublishing.it

つちのこぼっちはTSUCHINOKO BOCCHIで、きらら~んもBRILLと訳していたりと割と直訳なのかもしれません、イタリア語なんも分からん民なんですが。完熟マンゴーは訳されてませんでした。一応熟れたマンゴーだとdeeplでは"mango maturo"って訳せそうっぽいんですがスペイン語とは異なる対応。ロマンス語圏みんなバラバラで結束力全然ない。

 

・ドイツの後藤

現地出版社:DOKICO

dokico.de

翻訳者: Benjamin Leimserさん

著作権代理店:デジタルカタパルト株式会社

ISBN:978-3-98745-136-2

発売日:2025年3月

定価:11.0ユーロ(ドイツ),11.4ユーロ(オーストリア)

タイトル回収:

"Also zeig uns auch in Zukunft viel von dei-nem Rock, Bocchi-chan... Aber ich bin felsenfest davon über-zeugt, dass wir mit dir in unserer Band unsere Träume verwirklichen können! Zeig uns Bocchi the Rock!"

HAMAJI, A. (2025). "Boch the rock! 1"DOKICO

 

結構最近発売しているのと、2,000部発行と出版数まで書いています。滅茶苦茶ドイツっぽい...英語版同様扉絵の解説とかがコマの枠外に書かれています。ゲルマン語の絆を感じる...

ドイツ語主語基本省略しないし一語一語が長いので心なしか文字数が滅茶苦茶多い感じします。*4今回海外翻訳色々読んで思いましたが、コマ数の多い四コマって文字数の多い言語と根本的に相性が悪い気がしますね。とにかく読んでるときの圧迫感が凄いです。まちカドまぞくの翻訳版とかどうなってるんでしょ。

ちなみにジャンル?みたいなところには"MUSIK/SLICE OF LIFE - MANGA /12+" と書いてあった。SLICE OF LIFEは日常系のことですが12+って12歳以上対象?実態はそりゃそうかもしれませんが対象年齢わざわざ書くようなことなのだろうか...

 

 

・韓国の後藤

現地出版社:대원씨아이 주식회사 (大元C.I.株式会社)

www.dwci.co.kr

翻訳者: 원성민さん

ISBN:979-11-7288-678-3 07830

著作権代理店:株式会社トーハン

発売日:2022年9月

定価:9,000韓国ウォン

タイトル回収:

"그러니까 앞으로도 많이 보여줘. 봇치의 록… 하여간 난 확신했어! 봇치가 있으면 꿈을 이룰 수 있다고! 봇치 더 록을!"

HAMAJI, A. (2022). " 봇치 더 록! 1"대원씨아이 주식회사

 

アニメ直前に発売していたらしい。2025年5月に韓国に行ってきたときに買ったんですが、2025年1月13日時点で13刷まで行ってました。ソウルのメイトの店内BGMでも「星座になれたら」が流れてたので普通に人気なようですね。

何書いてるかは全然分かりませんが"봇치"がぼっち、"록"がロックで発音も意味もそのまま、タイトルが"봇치・더・록"になります。ハングルは比較的新しくできた文字ということもあり言語得意な人は読み方だけなら結構簡単に覚えられるという特徴がありますが私は言語苦手なんでできませんしなにより結局意味はよく分かりません。外来語(ツチノコとか)は比較的近い発音で入っているようですが...

 

・チャイナの後藤(繁体字の姿)

現地出版社:東立出版社有限公司

www.tongli.com.tw

翻訳者: KOTORIさん

ISBN:978-626-347-892-3

著作権代理店:株式会社トーハン

発売日:2022年12月

定価:210台湾元

タイトル回収:

”不過我很確定!有小孤獨在,我的夢想就會成真!所以今後也讓我多多見識小孤獨的搖滾…

孤獨搖滾吧!"

HAMAJI, A. (2022). " 孤獨搖滾! 1"東立出版社有限公司

 

なんとなく読める...読めるぞ!になれる。後藤ひとりは後藤一里にになっておりぼっちちゃん命名シーンにて補足で"日文發音同「一個人」"と書いてました。他には完熟マンゴーはコマ内では訳されておらずそのままマンゴーになってます。

こちらも割と最古参組でアニメ放送時期ぐらいに出てるっぽいですね。

 

・タイの後藤(2025/08/17更新)

現地出版社:KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED

翻訳者: โสธรา จรัญญากรณ์さん

ISBN:978-616-599-541-2

著作権代理店:株式会社タトル モリ エイジェンシー

発売日:2024年4月

定価:175タイバーツ

タイトル回収:

"เพราะงั้น หลังจากนี้ ก็แสดง ความร็อก ของบตจิจัง ให้เห็น อีกเยอะ ๆ นะ... แต่ฉัน มั่นใจ! ถ้ามีบตจิจัง อยู่ด้วย ฝันจะต้อง เป็นจริง แน่! บตจิ เดอะ ร็อก !"

HAMAJI, A. (2024). "บตจิ เดอะ ร็อก ! 1"KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED

 

KADOKAWA、タイに現地出版社あったんですね。現地のタイ語しかない謎の通販サイトで購入したんですが無事届きました。意外と一週間ぐらいで届きました。

なに書いてるか皆目見当もつきません。韓国語がかわいく見えるレベル。文字数のボリューム感でいえばラテン文字と漢字の中間くらいでしょうか(小並感)。買うだけ買って何もわかんね~つって本棚にしまうのアホすぎる。ライナーノーツみたいなのは特にありませんでした。それもあってかなんか薄い...?と思ったらスペイン語タイ語は滅茶苦茶薄く、英語、イタリア語や韓国語は分厚かったです。英語はライナーノーツでページ数が多いから分かるんですが、印刷というか紙の厚さが出てますね。

www.naiin.com

 

※未回収の後藤

私がまだ入手できていないものの確認できている後藤もいます。

 

・チャイナの後藤(簡体字の姿)

台湾は入手できたものの簡体字は未入手。あるにはあるっぽいが入手経路が見当たらず。

中国本土はビザなしで行けるうちに早めに行きたいところですが...

 

 

ベトナムの後藤

ここの出版社が出してるらしいです。

BOCCHI THE ROCK! – Nhà xuất bản Kim Đồng

 

海外出荷には対応してなさそうです。まあベトナムは一度行きたい国ではあるのでどうにかチャンスを作れれば...というところでしょうか。

 

以上が観測できた後藤になります。いかがでしたか?私の知らない後藤があれば情報提供いただけると嬉しいです。引き続き回収したら情報は更新していこうと思います。

 

 

※以下更新前の記事

・タイの後藤

いるらしい。2023年にバンコクアニメイト調査した時はいなかったのですが...(日本版は発売されていた。)

余談ですがタイは百合先進国で百合姫の現地語訳も結構充実しています。というか海外のオタクショップ行くと百合姫は結構精力的に現地語訳出していることが分かります。これが講談社系列パワーなのか...?

このときは芳文社ももっと現地語訳出せ!とか厄介ファンそのものの発言をしていましたがいざ後発で出されると回収が難しい...

入手経路がないし行ったことある国にもう一回行くほどの余裕もなく、なんかインド出張とか入ってトランジットで降り立つ機会でもないと回収難しい気がしています。

 

2023年のバンコクアニメイト

百合先進国なのでれな子がわるいことにも2023年時点で気づいている。

 

とかいってたけど執筆しながら探してたら普通に謎のオンラインショップで買えそうなので買うことにしました。果たして無事届くのか...? ちなみに送料込みで約1,500バーツでした。高い。でも紀伊国屋とかで買うともっと送料高いんですよね...

 

www.naiin.com

 

 

*1:乗じれていない

*2:本編できららジャンプとは一言も言われてないのに...

*3:ライナーノーツでは「もともとリョウはきららアニメと言っていた」と言及されているし、なんなら「CGDCTはまんがタイムきららシリーズが一番よく知られている」とまで言っています。強火のきららオタクやんけ。

*4:一応一般的には日本語から訳した時の文字数はフランス語やスペイン語当たりとはそれほど変わらないらしいのですが

蓮ノ空4th卒業公演

 

 蓮ノ空102期卒業公演に参加してきました。素晴らしいライブでした。演者はじめ関係者の方には本当に頭が上がりません。ありがとうございました。

 

 自分は友人からシステムを聞いて入ったタチなのですが正直リアルライブにここまで入れ込むことになるとは思っていませんでした。アイカツ!とかきららのような、日々のなかでの緩やかな変化を表現するようなものに沼ってきた人間なので、共時性を駆使するシステムを知ったタイミングで"動きの強さ"みたいなものは把握できましたが、「じゃあどんなメンバーでもここまで感情揺さぶられたか?」と言われたら絶対ならなかったと思います。これまで声優の皆様方に「いつも演じてくださってありがとうございます。」という気持ちはあれど本人そのものに入れ込むことはなかったのですが、2ndライブを浴びてからは本編と同じくらい重要視するようになっていました。

 

 なんというか、キャストさんも同じ景色とかビジョンを作る仲間プレイヤーの一員という感覚が滅茶苦茶強くなっていました。個人的には別に仕事なのだから個人の内面は見せずにやってもいいと思ってますし蓮メンに関しても別に何でもかんでも表に出してるとまでは思っていません。でも、キャラクターを演じる部分の熱量についてここまで表に出してくれているような作品には初めて出会いました。通常のアニメとか映画とかだと、ストーリー、キャラクター、ボイス、絵、映像などをパッケージングされて視聴者はそれを単に受け取る*1のに対し、同時性が必要なものを様々な媒体で展開する以上関係者の皆さんがその場その場で蓮ノ空時空を共有しながら進んでいかざるを得ない。コンセプト考えれば当たり前っちゃ当たり前ですが、言うは易しであり、特にキャストさんはいろんなものに曝されるので大変だというのは想像に難くないでしょう。そういう新しいことをしてるのに、わざわざこんな演じ続けるのが大変なキャラクターよく三人も揃えたなと思います、特に102期活動記録を読んでからは。でもそんな大三角について全員が同じビジョンを共有して、そしてその立像にファンも関わったうえで昇華させることができたのは三人のお陰以外の何物でもないでしょう。ライブ行ってない人がこれを読めば妄言と思われるでしょうが、102期活動記録、幕間のビデオレター、それらを踏まえたやっぱ天使!のパフォーマンス、そのコールからは、慈ちゃんというキャラクターが確かにいるという共有とその像を通じてこなちの熱を受け取れたしこちらからも送れたのは間違いないと追っかけてた人間は同意してくれるでしょう。そして、これを万人規模でやった、やり切れたのは初めてだと言いきってもいいんじゃないかすら思えます。これは綴理パイセンについても、梢パイセンについても同様です。幸せのリボンのラスト、綴理パイセンが一人飛び立った後でもやれている成長を表した独自の振りと思ってみてしまって、私はMCで言われるまでバアド由来と気づけないくらい昇華されてました*2。Be proud*3からは梢先輩自身の覚悟はもちろん、通して今後のういさまの覚悟も透けてきて本当に素晴らしかったです。

 

 純粋な作品(というべきなのだろうか)に関する部分だけでいえば、卒業公演や幕間の内容自体は蛇足なはずです。でもこういった形で想いを整理したり、キャストはもちろんライターや作詞作曲家などスタッフ側にファン側から伝える機会があるっていいものだなと気づけました。単に盛り上がる以上の思いがこちらから返せていたら嬉しいですね*4。 蛇足って本当はないのかもしれません...いや真に蛇足で要らないLR(に伴う集金)みたいなのもあるか。*5

 年取ると自分で生む熱量が減ってきて、他から譲ってもらう機会が増えてくると考えています。例えば自分の所属してた部活やサークルの後輩の熱意からだったり、家庭を持てばきっと子供からもらったり。ただこういうのって自分自身が真剣に取り組んでいたことを思い出す形がほとんどじゃないですか。それを創作物*6からここまで大量に得られるものなんだって思えました。創作物は経験積むにつれ得られる熱量がどちらかというと減っていく(力がないというよりは自分の経験に吸収されてそちらに置き換わっていく)と思うのでそれが一切ないのが本当にすごいというかなんというか。本当に糧になっています。ありがとうございました。

 

個人としては、105も106も見届けるつもりでまだまだいます。「一生忘れない」ってこれだけ散々言われて分かってるようで、実際供給ない中で実行するのって思ったより大変で。*7でもアイカツ!とかきんモザとか、長くちゃんと追っておくといい事がある経験もあったのでちゃんと追うのって思ったより報われるのかもの顔でやっていく。ただそれも一人でやるよりみんなでやる方がいいと思うから今後もウィズミのか細い近況報告とかを糧にゴキブリのように数か月生きていきましょうね。あと帰ってきたときに、突然復帰して熱量を戻せるものでもないので、泥くさく追ったほうがいいと思うし。ライグラもやりたくないけどやります。

 

後自分用備忘録(映像で見れないところとか自分の周りの反応とか)

・優勝旗並びすぎて草だった。1時間並ばないとダメってマジ?自分は金沢で最前で見れたから腕組んでた

・制服あしらったフラスタ9人分のやつとか本当に気合い入っててすごかった。そもそもフラスタ250もあるの狂っとる。

・神戸では”大谷~!”で隣と被ったけどKアリではいなかった。逆になんで神戸は被ったんだ。

・初日飴色とツバサはマジで歓声凄かった。顧客が本当に求めていたものすぎたもんね。

・映像で見るとめっちゃコールずれてるように見えてKアリぐらいでかいとずれるんかなってなってた、初Kアリだったので地味に。

・ただ、一部オタクのテンション上がりすぎてクッソクラップ早かったやつとかはいた。スゲエ気持ちは分かるのでうなずいてた。

・飴色ばんゆーFMにBETしてたら来てくれた。飴色の時点で残り二つも確信した。別に3人でやっちゃいけないなんて思ってはないけど2人の枠を設けてくれて、その中でやりたい表現をやってくれてありがとう。

・代償として103伝統曲の亡霊になった。

・FMの初日は自分で引くぐらい本当にキショイ声出してた。

・二日目COMPASSAメロ途中で「これひょっとしてユニット最後?」とか気づいてたの、ちょっと覚悟足りてなかった。悔しい。

二日目AFの目に汗が入ったみたいでカメラぼやかす演出が現地でも後ろに見えて非常に良かったです。

・綴理の「何を考えているか分からない、でもダンスは凄い、みたいな、あってるでしょ~」のところ、こえだすところか?と今の綴理なら声出して大丈夫だ...が両立してた。

・野中ここなさん、ぺしょってる人にタオル渡したりティッシュ渡したりするくせに自分はこっちゃんからのティッシュもらうの断って普段やってない後ろ向いたりやたら上眺めたりそういうとこやぞって思ってたらうい様がMCで全部言ってくれた。

・みらぱ!も普段は他の人のMCの時ファンサをマメにしてるのに、今日の最後のMCは流石にそんな余裕なさそうで本当にメンバーのことちゃんと大事にしてるのが分かって良かった。そんなんわかってんだろといわれようがそういうところからも摂取したいタチで。

・ついでに神戸の時も書くと、来栖さんとここーなは天空席にも見えるように屈んで顔向けてたりしてて、本当に一瞬も気を抜かずにやってるの凄いな~て感心してた。本当にそういうの自分が苦手なので...

・初日の最後のMCは鼻すすってる音で全方位ズルズルだった。逆に二日目は隣のオタクが号泣してた他は意外と少なかった。やり切ってくれたからか自分もかなりスッキリして見れた。

 

*1:何より監督がかなり明確にいる

*2:俺の目が節穴なだけともいう。いや節穴じゃなくて完全に昇華されたが故に個の表現となったと見ただけです。

*3:人魚姫って悲劇性ばかり注目されている気がするけど執念に注目して、「宿命を切り開くのはナイフじゃなくプライド」って梢の話に昇華させるケリーさんの引き出しがえぐいって話させてください。

*4:ちゃんと返せているのかな...

*5:いやまあボイス供給とかは助かるんだけど同じ金、なんなら同じ利益はいくらでも落とすからもう少し有意義な返し方をさせてくれませんか...

*6:もはや俺の中では創作物の枠組みに収まっていないんですがいい表現が思いつかない

*7:102期の供給がない中って意味ね。

蓮ノ空3rdメモ

タイトルの通りですが、どんどん感想というか当時何考えていたかが塗り替えられていく感じしたのでメモ。

 

1/10

 初手BsBdは予想できなすぎる。MC挟んでそこから最初のユニット三曲も盛り上がる曲で揃えてきたため、割と序盤で疲れ気味だった。104期ユニット新曲分も回収しながら、天才なのかもしれない、Mix shake!!当たりでユニットライブの総決算でやる感じか~とようやく理解した。*1とはいえ、強い曲しかないので満足しかないし、「眩耀夜行来い!」って言ってたら来て神。Proofとかもだけどいい曲は何回やってもいい。

 NoNはループしやすいフル音源なかったのでどうしても予習少なかったけどステージだとわかりやすい魅せ場があってレーザー演出含めて想定以上に映える曲だった。全体曲が最初と最後だけで少なかったのは物足りなくはあったけどなんやかんやアンコール前で26曲もやってたんだなあ。

 挨拶し始めたのと、365Daysで銀テでた段階で、まあ覚悟はできていた。アンコール時点でかなり緊張感走ってたね。10話読んだのと、ユニットライブでも幕間を使っていたから「やるんだな」と。LttF、KoLはまあ想定内だったが、進藤あまねさん本当に来ちゃったよ。滅茶苦茶歌上手かった(小並感)。AURORA FLOWERもなんか凄い凝った曲でむずそうだった反面、こういう凝った曲はフルじゃないと中々捉えきれないから両方ショートバージョンだったのは流石に少し物足りなかった。

 

最後の幕間については割とネガというかこの日中はずっと困惑してた、というのが正直な感想。

先に改めて立場を明確にしておくと

ライブ内容⇒最高

決勝大会演出⇒最高

最後のお話の部分⇒うーん

という立場です。最後見たときに思ったのは

「引き分けかよ」⇒「決着はつけるのか」⇒「ってことは明日、かあ」

 ここまでは「明日見れねーの悔しいがまあチケ握れてない俺が悪い」ぐらいの感じでいたのだが、活動記録のEDで「もう少し先」と分かってからは「じゃあ活動記録の先行上映だった」という話でいいのか?とどのタイミングの話なのかが全然整理しきれないまま時間が過ぎていった。Whenが分からんと話がよく分からんくなるってのはこういうことか~という感じ。*2

 後やっぱり引き分けはどう理屈つけても冷める。芸術点競う競技は大体同率にほぼ絶対ならないようにしてそれでも同じ場合再競技同率一位にする設計*3がほとんどと思うが、引き分け⇒プレーオフをメタ視点持ち込まず見るのはまあ流石に厳しい。アイプラ、アイカツ!、プリパラとアイドルアニメでは定番となってしまっているがいくらキャラものといえど好評の引き分けってあるのか?特に今回は「今この瞬間を大切に」する話でこれまでのすべてを懸けて90秒間ステージに上がっている分、余計に肝心な部分が雑に扱われたなあというモヤモヤが消えない。

 また、引き分けは一回でもやると今後の思考の片隅に入ってくるので、今後ちらつくのも厳しい。アイカツ!も引き分けはほぼ2クール目前半でしかしてないはずだがそれで一生引き分け擦られてるし*4、それぐらい代償は大きいと思う。

 どんな展開にしろ時間かコンセプトに対しては一貫して突き抜けてほしかったな、というのが個人的に引っかかっているポイントなのだろう。勿論ライター陣だけで決めてはないだろうしライブ運営組とか上層部と突き抜けてほしかった。ただ多分この感想は少数派と思う、二日目握れてなくて血涙流してるオタクしか観測できなかったし。

 とはいえ、試みそれ自体が悪かったとは思わない。1万人が頭抱えることも今後味わえないだろうし、この年になってそんな新鮮な感情に味わえるのは面白かった。なんなら製作陣には悲鳴を上げてるオタク見て関係者席で腹抱えて笑ってて平気で次の仕込みしててほしいね。蓮のようなコンセプトを大規模でやれることなんて本当に二度とないまであるので法の範囲内で暴れまわって下さい。別にプラスの感情だけくれなどとは言いません、箱は順当にデカくしていけとは言うけど。

 結局どんなルールなのか誰も知らない謎の大会ですが、競技というよりはお祭りと考える方がよいのでしょう。M1みたいな感じのね。もう一回みんなでステージに立てるとなって嬉しそうな綴セン*5見てたらもう一回やれてよかったんじゃないかとも思えてきたから、まあその辺で折り合いつけて月末に臨みましょう。

 

*1:まあメタ読みすると練習量的にも闇雲に増やせないよなあ、みたいな邪推も入っている。

*2:2ndまではライブは声優による再演という感じの理解で言ってたがユニット公演見るとそうでもなさそうだし

*3:フィギュアスケート体操競技ぐらいしかしらんけど競技性維持しつつ優劣つける設計ならまずこうなるでしょう。

*4:ちゃんと見てない人に言われると地味に腹立つポイントだけど隣で見てる人が「これ引き分けるんじゃないの?ww」みたいな視聴の仕方してても文句は言えねえよなあとはなる。

*5:キャラクターに対しては本当に真摯で滅茶苦茶いいこと。

2024年よかったもの

一年の整理を兼ねて。

 

●総合(コンテンツ)部門

・蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ

 2024年はマジで蓮の年でした。宇宙最強コンテンツすぎる。何がうれしいのかはもう別記事書いたからそっち見てください。

 kyamaki08.hatenablog.com

 年明けのライブ楽しすぎる~~~VSもっとキャパ広げてください...になっている。さっきコンテンツ毎の消費金額リサーチみたいなニュースで男性向けで頭一つ抜けてたみたいなツイ流れてきたけどCD8積でday1のみ確保なのやっぱ変だよな?配信、楽曲、活動記録、ライブ、コミカライズと本当に完璧なコンテンツです...ゲーム以外は。

 

●アニメ

・ガールズバンドクライ

 世は大ガールズバンド時代ですよほんとに。ガールズバンドモノは問答無用で見る異常者なので見た。正直最近のバンドモノ当たり引きすぎではあったからそろそろハズれるんじゃねえか...?とかクリエイターに対して礼儀を欠くタイプの不安の抱き方をしていましたが話だけならガールズバンド三部作で一番好き。*1信念としての"間違っていない"とはなんなのか、とにかく井芹を軸にしながら、世間の感覚というか価値観、すれ違いも的確に組み込んだうえで信念を押し通した作品だと思います。Febriのインタビューが面白いのでぜひ読みましょう。febri.jp

 年末リアルライブにも行かせていただきましたが、20曲程度を短めのMC挟みながらやっていくタイプであり、バンドとして発展させていきたいのが感じとれました。ライブに拉致した既婚者の友人も絶賛していました。(既婚者を誘うな。)トゲマイ対バンはよろしくお願いいたします。

 

・わんだふるぷりきゅあ!

 今年のプリキュア、ようやりすぎとる。飼い主とペットの関係ならニチアサの場であっても好きなだけイチャついていいのは天才の発想だろ。特にユキ周りの話の動かし方が上手だしキャラも萌えの固まりすぎる。後一か月なんとか走り切ってくれー。

 

 個人的反省ですが今年マジでアニメ見れてない。ガルクラとATRIと素パスタとゆるキャン△くらいしか見てない説ある。ゆるキャン△は言わずもがな、素パスタ3期も結構よかったですね。今年地味に花田御大イヤーだったかもしれません。基本漫画畑の民とは言え流石にアニメ見てなさすぎるのでアニメ筋戻さないとなあ...

 年明けから始まる、Diggy-Mo'が全ての歌詞を担当するバンドリ新バンド Ave Mujicaのアニメをどうぞよろしくお願いいたします。

 

●音楽

・Bling-Bang-Bang-Born ―Creepy Nuts

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ここ数年Creepy Nutsがドンドンでかくなってて嬉しいよ俺は。日本でJersey Club&ラップで天下取れることってあるんだ。何言われようがR-指定は結局ラップ巧くて引き出し多いから強いライム&フローをコンスタントに出せてると思う。このリズムに木琴メインでビート作れちゃうDJ松永もだし無限回言われてそうだけどいいコンビすぎる。

 

・運命の華 —トゲナシトゲアリ

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・雑踏、僕らの街 —トゲナシトゲアリ

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トゲトゲ、アニメの出来の良さは言わずもがなですが曲も癖が強すぎる。雑踏、僕らの街とかは変拍子と展開の速さがヤバい。変拍子好き好きマン多数派ではないと思うんでそんな大衆受けしなさそうと思いきや広く受け入れられている謎。キーボードが絡んでくる分ガチガチのロック曲よりはかわいらしさが多少ブレンドされて緩和されているからだったりするんでしょうか。リズム難楽曲ユニットその1。

 

・サンダーレスキュー! —トライアムトーン

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・ドンキュロス —トライアムトーン

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 リズム難楽曲ユニットその2。なんなんだこれ。めぐるましく変わる展開。ライブでやるのが楽しすぎるとともに訓練が必要すぎる。ドンキュロスの減速区間とか音ゲーのクソフラン曲以外で存在していいんだ。ライブで生演奏しないといけないのマジで辛そう...誘宵アバンダンスとかWANTEDみたいなクール路線でもっといくつもりだったのに下野隼氏によってトライアムトーンの方向性が全て破壊されたように見える。「Rock Out!!」といい「I My Me Mine Sunshine!」といいもう名前覚えましたからね。

 今年はリステ君曲いっぱい出してくれてマジでうれしい。結局リステの曲が一番好きでぇ...青い鳥よりとかもめちゃくちゃよかったけどTwitterのことがチラチラ頭をよぎるのがよくなくて選外になりました。新しいコンポーザーも出てきてまだまだ先は明るいのかもしれない。...ところでポッピンパチェンスはまだなんですか?

 

・Link to the FUTURE —スリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!

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ユニット毎に分かれたサウンドがつながって一つの曲になっていくのすごいよミライ予想以上だよすぎる。104期verでさらに一年生組にも繋がって伝統曲になるの、本当に曲が"成った"瞬間が見れた。もうこんな経験できないだろうな。

 

・ハッピー至上主義! —かほめぐ♡じぇらーと

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 結局かほめぐ♡じぇらーとでしょ?Yes!Yes!Yes!Yes!

「ほら き・み・も ”大好きに” コ・コ・ロ 騒ぐでしょ 全・人・類 ついてこい!みんなでハッピー至上主義」←ほんまこれ。

 両国でかほめぐ♡じぇらーとの亡霊が浄化されたの良エピソードすぎる。ほんとに登場した時の盛り上がり凄くて横転してるやつ一杯いた。普通に何回やってもいい曲なので何回でもやってほしいけどやっぱりファンミが最後なのかな...

 

・BANG YOU グラビティ —みらくらぱーく!

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 急に生えてきていい楽曲じゃなさすぎる。「全部君が連れてきた宇宙」から「対等で最強で最高だー!!」までの歌詞がいいですよね、すなわち9割以上の部分なんですけど。いやマジで隙が無くて、「い」を中心にした韻踏みとかミジンコから宇宙までのスケール感とか、でっかい顔しているお月様がひとりにしてくれない惚気とか全部がいい。ライブだとトロッコも活用して「は・な・れ・ら・れ・な・い」を再現するパフォーマンスにまで隙がないの、天才なのかもしれない。

 「以心☆電信」「マハラジャンボリー」含めて当たり曲多すぎシングルでしたね。でも以心☆電信以外ちょっと現地で聞くチャンス少なすぎるよな?横アリは期待していいよな?

 

・Proof —DOLLCHESTRA

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 徒町が入ってからは特に、クールさを維持しながら爽やかさが反映された曲が増えたと思います。「不格好でまた悔しくなって見せるのが怖くなっても今の最高地点の先が未来なら理想はこの場所に置いていこうか」がDOLLCHESTRAすぎる。三者三様の自己実現(と自己表現)を目指す中で、さやつづとすずさやは結構憧れてるもののラインが分かりやすいんですが、つづすずのラインがこの曲と活動記録ではっきり見えてきたのがよかった。

 

・ハナムスビ —スリーズブーケ

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 モータウンビートっていうベースパターンらしいです。アイカツ!のAngel Snowとかもらしいので道理で少しのなつかしさがあるわけだ。一方このウキウキビート&ウキウキダンスに対し内容は別れと約束の曲。日本で糸の曲だと中島みゆきさんの「糸」が圧倒的に有名で、強く結ぶとか織り重なる方に注目して歌詞が紡がれていくことが多いと思うのですが、スリーズブーケの花と繋がる花結びから蝶結びとか飾り結びの方面で活用して別れと再会の約束の曲に仕上げるのは匠の技すぎる。花帆と吟子の要素もきれいに織り込まれてるし。

 スクステの方はすべてを破壊したけど個人戦の最高順位更新したからまあいいや。結局順位高いとどれだけカス環境でもなんかよく思えてくるよね。

 

 期せずして音楽10選になりましたね。なんかガールズバンド曲とアイドル曲とラップ曲しか聞いてない人みたいになって泣いてる。めちゃくちゃ書いたけどほぼ3コンテンツに集約されるし蓮はユニット毎1曲にしたので10選と呼ぶには不適切にもほどがある。他にもジェイコブコリアーとかは聞いてるのでアイドル曲以外に興味がないわけじゃなくて他にそそられるのがないんです、反省してください。(何様?)

 とはいえ来年はDiggy-Mo'が全て破壊して創造しますからね、ELEMENTSでもうやってる気もするけど。

 

●おまけ・・・ライブ部門

・セトリ大賞・・・Re:ステージ! PRISM☆FESTIVAL!! vol.1 -Resistance- 夜の部

00 「せーので跳べっていってんの!」←バカ。

02「青い鳥より」からの03「サンダーレスキュー!」←風邪ひく。

 最初から無法すぎる上にリステで急にY.Y.Y.計画!!!!やりだすのもバカだし、そこから境界線⇒ちぐはぐメロディ/トライアムトーン⇒Merry GO Wonder!!⇒どんたん⇒ハッピータイフーンは本当に息切れで死ぬかと思った。意味わからんセトリ。MCほぼなしでここまで楽しいのだからリステの楽曲の強さを改めて思い知りました。

 

・楽曲パフォーマンス大賞・・・ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 3rd Live Tour TRY TRI UNITY!!! with スリーズブーケ 夜の部 「残陽」

 配信で見てめちゃくちゃうるさかったと思うじゃないですか。現地、その何倍もうるさかった。音響が仕事してるんで音量コントロールされてるはずなんですけどそれでも尚あの大歓声だったわけで、本当のスタンディングオベーションってこういうことなんだなって。

 

・ライブ大賞・・・ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ 2nd Live Tour 〜Blooming with ○○○〜 千葉公演

 蓮ノ空総集編でした。リアルタイムコンテンツの強みをいかんなく発揮してて、こんなん味わうともう並みのライブだと満足できなくなりますね。

 

●漫画

・Thisコミュニケーション

 最後まで圧倒的なクオリティのストーリーでした。とにかく最後までテーマに真面目。確実に再現性取れるストーリーの描き方をしているので次回作も出れば間違いなく当たりなので次をお待ちしております。

 

・追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフ謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~

 なんかHxHみたいな方向に行きだしたけどそっち方面でも圧倒的に面白いのバグだろ。

 

君と綴るうたかた

 最後まで本当に良かった...MyGO!!!!!コミカライズも楽しみにしております。

 

・映しちゃダメな顔

 しょうもないといえばしょうもないんですがそういう良い意味でしょうもない話を綺麗な絵とか細かい芝居で表現しながらやってくれる漫画好きなんですよね。成人女性堕落百合モノ最近復権しつつあって嬉しい、少し前は異世界モノの波が百合姫にも来すぎていたので。

 

・ふつうの軽音部

 大ガールズバンド時代の波は集英社にも来ているらしい。ちょっと話の進み方というか人間関係の転がし方にクサさはあるものの、軽音部でバンドを組んで上達していく、文化祭のトリをやりたい、というのは等身大の女子高生の話として非常に面白いです。

 

・のあ先輩はともだち。

 正直オタクのキモイ面出すぎじゃないですか?流石に処〇設定まで入れるのはきしょすぎる。承認欲求というのがよく分からんからほんとに読んでて理解できん漫画すぎる。じゃあなんでここに入れてんの?なんでやろな...

 

冒険者絶対殺すダンジョン

 道満晴明ってやっぱり多才ではある。エログロネタ以外でもやっていけるし一回硬派なのやってくんないかな。

 

今年はちょっと不作気味だったかも。平均クオリティはどんどん上がる一方で尖ったのは減ったよなあという気がする、自分に合わないのが増えただけかもだけど。

 

四コマ漫画

・Vドライブ!

 四コマ表現を切り開いていくのを今年も一年見れてよかった。それはそれとしてなんできららで劇スやってブシロで劇光仮面やるの?

 

・エイティエイトを2でわって

 コメディタッチで緩やかに時間を進めながらトラウマ(?)の打ち解けみたいなのする話を書かせれば有馬先生の右に出るものはいないでしょう。世間、変化の急激な話を求めすぎなのでもっとこういう緩やかな時間変化というものに目を向けてほしい。

 

・オールドヨコハマラジオアワー

 タイムリープ四コマの金字塔とかいう狭すぎるジャンルを切り開く本作。4コマと繰り返しって相性がいいし、それがワイド四コマで小気味良く進んでいくのは非常に痛快。今後時間を取り扱うテーマの漫画は四コマでやる方がいいかを検討したほうが絶対いい。

 

・恋する小惑星 

 完結おめでとうございます。こちらの世界でも小惑星をみつけるひとが出てきたりと、色々あった一年でした。

 

●映画

オッペンハイマー

 ノーラン節全開で伝記モノって成立するんだ。科学者だからどうこうではなく、あの激動の時代と戦後の謀略の中で生み出したものへの苦悩や葛藤を主観客観織り交ぜ結果的に世界的なテーマへの拡張というか語りかけに繋がるのは他の監督にできない技術というか作品だと思います。すごい偉そうな物言いになってすみません。

 基本的に名作ぞろいのノーラン映画だけどストーリー部分のインターステラーとかは正直あんまり好きではありませんでしたし、TENETはアクションに寄りすぎてるなあというのはありましたが本作はこれまでの集大成と言っていいのではないでしょうか。

 

・フォールガイ

 冷静になると粗しかない話ですが、映画におけるスタントの役割とか面白さとかED見てると非常に楽しかったですね。斬新なアクションも多くて楽しかったです。

 

・トラペジウム

敵「アイドルアニメって面白くないわ」

私「そんなのおかしいよ!これを見れるのがどれだけ幸せな事ってわかってるぅ!?」

敵「それを楽しいって思えるのはあなたがアイドルアニメを見るのが好きだからよ!」

私「そんなことない!慣れていけばきっと楽しくなってく、だってアイドルアニメって大勢の人たちを笑顔にできるんだよ?こんな素敵な映画ないよ!」

 いや実際信念って大事だし、それと友情の話を不器用ながらに描かれている*2名作ですよこれ。

 

 後は虹ヶ咲も良かったですね。バンク入ってライブの流れは女児向けアイドルアニメに対する理解がある前提すぎるけど。

 

●本

・国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源

 国の繁栄に影響を大きく与えるのは体制である、という本。たまたま見つけて読むか~って読んでたらなんか著者がノーベル経済学賞取っててワロタね。日本のパートとかオタクの雑語りぐらい雑なところがある一方で、大量のデータから得られた知見として開かれた経済体制と政治体制が発展に繋がる、という軸の部分にはそんなに反論の余地がないですね。

 

権威主義:独裁政治の歴史と変貌

 オックスフォード大学の新入生が読むべき本的なものにも選出されてる本らしい。「国家はなぜ衰退するのか」と近い部分もありますが、民主主義の後退はいまでも普通に発生しているしなんなら権威主義国家は増加しつつあるという話と、昨今の独裁国家は巧妙に皮を被りながら統治をしているという話は衝撃的です。紹介したこの二つと、「独裁者のためのハンドブック」を読めば政治体制の在り方と投票の考え方ぐらいはおのずと決まってくるように思います。

 

・帳簿の世界史

 政治の本が並びましたがじゃあ政治に重要なのは何なのか...そう金です。もっと踏み込めば帳簿。それがどのように発展してきたのか、複式簿記がどこで発明されどのように広まっていったのか。基本的にイタリアが主体で発展してきた複式簿記ですが、金の所在が明瞭に分かってしまうこのシステムは為政者には脅威であり一時期は消えかけてたりもしたのところとかは人の性がでてて面白かったです。

 

・取扱注意!高校数学を大学数学で解く「チート解法」

 すぐ絶版になる気がしたからとりあえず確保。某ツイッタラーの人が大学数学含めていろんな方法で入試問題を解く本。もう受験からは何年も離れた年の人間が読むようなもんでもないですが、手段としての数学の自由さを味わえるとともにあまり代替本がなさそうなので買っといてよかったかなと思います。

 

他におもろかったというか印象に残ったのだと「押井守のサブぃカルチャー70年 YouTubeの巻」。押井守がFラン大学就職チャンネルを激推ししてるという事実が面白すぎて印象に残っています。まあ真っ当にやることやって生きろっていうのは世の中に共通するテーマだけれどもさ。

 

●家具・家電

今年引っ越しする際に色々家具・家電も見直しました。

パナソニック NA-LX127C

 今さらですがドラム式洗濯機に手を出しました。やっぱり乾燥がまとまっているのが偉すぎる。QoLって家事をどれだけ自動化できるかが大事だと改めて認識しましたね。

 

・東京スプリング アワーグラスアールグレイ

 あの大谷翔平もあれだけ睡眠にこだわっているのだからちゃんとしたほうがいいよな?ということでいいマットレスを買うことを検討。ベッド専門店に行って寝転がりながら決めてきました。

 最終的には好みだと思いますが、柔らかさとフィット感を両立できるし寝返りというか横になってゴロゴロもできるので一番良かったです。ぼったくりみたいなやつ買ってもダメだしね。

 

・Echo Show 5 (エコーショー5) 第3世代

Googlenest+Nature remoを昔から使ってたからスマートスピーカー自体の便利性は知ってたけど「OK GOOGLE」より「アレクサ」の方が圧倒的に言いやすいことに気づいたので購入。人間ってこんなとこでまで横着できるんだ。実際すげえ呼びやすくなったし毎日使うセリフなので楽に越したことないですね。どっちか悩んでいる人には基本的にアレクサをお勧めしておきます。セール時に買うこと。

 

・昇降式テーブル

https://www.amazon.co.jp/dp/B0B74L8LNS?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1

こういうやつ。ベッドやソファに腰掛けながら食事に使えたりするのもメリットですが、内部が収納になっているのもいい。机の上散らかしたままでも収納スペースにアクセスできるのが本来想定してはいない方面で思ったより便利でした。

 

後欲しい家具は食洗器とルンバとヘルシオとホットクック位かなあ...仕込みたい株がありそちらに予算を回したいので今しばらく買えなそうですが。食洗器は更なる引っ越しを考えると手を出しにくいタイミングだし、ルンバは正直もう少し安くなるか革新的な機能がないと厳しい...物欲に限りはない...

 

*1:ぼざろ、MyGO!!!!!、ガルクラの事。

*2:書き方が不器用という意味ではないです念のため

きららの民が行くスペイン・フランス旅行part8

10/5(土)

 この日は最終日ですが、直前までがっつり回ります。朝チェックアウトを済ませ荷物を置かしてもらい電車に乗って市街地から離れたところへ向かいます。ここで乗るのはパリ国鉄(SNCF)の路線。メトロもですがこちらの国鉄、特に空港に向かう方は評判が悪いので注意していましたが、人がそもそも多くない朝方だったからか無問題でした。

パリ国鉄(SNCF)のL線に乗って移動。奥にうっすらあの塔が見えますね。

 わざわざ市街地から離れていくような観光地はこちら、ヴェルサイユ宮殿です。フランス絶対王政の象徴といってもいいこの建造物は輝いて見えました、というかもう実際輝いてた。非常に寒く冷え込んでいましたが、その分澄んだ空気で満たされており、ヨーロッパ特有の遅い日の出による日差しの入射角と合わさったのもあってかこの上なく明るく眩い。太陽王の建物だけありますなあ。

太陽王の像がお出迎え。

ヴェルサイユ宮殿。朝イチで来たのにめちゃくちゃ人が多い。

 

ブルボン朝の紋章?みたいなのも見れちゃいます

 入口時点でもう豪華絢爛ですが、内部も負けず劣らず豪勢です。ヴェルサイユ条約が調印されたことでも有名な鏡の間はもちろん、その他にも絵画の展示や豪華な装飾がなされた家財が多数あり絶対的な権力の為せる力の大きさを感じ取れます。建屋の中をめぐるのに1時間半ぐらいかかりました。

 

 そしてもっとすごいのが庭園。入場して近くにあるエリアが下の写真のところなのですが、地図のどの部分かというと...

外にでてすぐ見れるエリア。こちらのエリアは...

この地図の...

この区画の部分だけ!

 要するに写真のエリアは10%に満たない部分ということです。デカすぎんだろ...内部にはゴーカート的な乗り物が多数あり、もうまともに歩いて回ることがそれほど想定されていません。実際、ルイ14世も、建屋よりこちらの庭園に力を入れていたようで費用もすごく、晩年は維持できないほどだったようです。

 そしてもう一つ面白いのはこちらの庭園に民衆が入ることを許可していたということ。 地図から見れるように池があるのですがそこには噴水が設置されていて、それは彫像などで飾られています。こういった豪華な庭園を見せることで、王の力の偉大さをアピールしようとしていたそうです。

 

 

 庭園に出たぐらいですでに戻らないといけないぐらいの時間だったのですが、流石に味合わないのも勿体ない、ということで本日のランニング観光の時間です。garminつけて走ったら普通に5キロ超えてて草、広すぎんだろこの庭園。ここ数年は月間0kmの生活だったのですが5kmのランで疲労困憊になる程度には肉体が衰えていたので今回の旅行を期に帰国後少しは走るようになりました。

 

 満身創痍になりながらパリ市街地まで戻ってきて次の目的地へ。次はただの電波塔なのになぜか有名なエッフェル塔。いや、万博の目玉だったりしたので流石に語弊がありますが、今となっては何のためにあるのかよくわかりません。東京タワーみたいなもんでしょ。(なんでエッフェル塔にだけこんな辛辣なの?)

 上ることもできますが、バカ混みするらしいので登らないという英断を下しました。実際ヴェルサイユ宮殿でのロスタイムを吸収するうえで正解択だったでしょう。

 

なぜか有名な塔。

 そのまま次の目的地へ向かう...途中に寄り道。エッフェル塔から少し離れたところにも、ごちうさがあります。回収を忘れないように。

怪盗ラパンが現れそう。

 回収を済ませ、最後の観光目的地、凱旋門にたどり着きます。凱旋門は実は登れるので、その予約をしていたのですが、ロスタイムが響いたのと、凱旋門のふもとにたどり着く方法が分からずギリギリ...というか少し遅刻して到着しました。凱旋門を囲うように道路がラウンドアバウトになっており、一度地上に出るとどうやってたどり着けばいいのか分かりません。実際無理やり突っ切っている人も見かけられました。クソ危ない。ゼルダをプレイしているので地下のルートがあるのは容易に想像できたのですが、それを見つけるのも一苦労。余裕をもって行動しましょう。

最後の観光目的地、凱旋門

 写真の右側のほうから上っていくのですが、ただひたすらに階段です。あくせくと数百段程度登っていくと展示コーナーが。装飾の彫刻についてかなり詳細な説明があり、全部読むとかなり時間がかかりますが結構面白いです。例えばルーブルで見た『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』に絵の人が映ってたりしたらしく、ここまでの旅行の伏線が回収されたりして感動していました。

かなり充実している解説コーナー。

 

 さて、展望台に出るか~と思っていたらどうやらまだ中腹ぐらいだったらしくさらに階段を登ります。疲労はだいぶ溜まってましたが最後のアップということでなんとか登頂。周りにそれほど高い建物がないので風には晒されるもパリを一望できる良スポットでした。凱旋門の上からの景色はこちらです。

あれ?これって...

 

 

 

 

 

 

www.pixiv.net

 ごちうさじゃん。へ~ここにもごちうさってあるんだ、知らなかったな~(棒)。ここで一人でなりきりココア自撮りに挑戦している謎の日本人になってたら怪訝な顔をされました。ただ自撮りしてるだけなのに...

 せっかくなので他のアングルもご紹介してみましょう。例えば反対側=パリ中心から離れる方向はこちら。


 中心街は高層ビルとかなかったのですがなんか奥の方にありますね。また、左手の森になっているところの奥の方にはロンシャン競馬場があります。ちょうど次の日が凱旋門賞だったのでせっかくなら見に行きたかったですがこの日が最終日なので断念。ちなみにブローニュの森と呼ばれるエリアがありますがここは治安がよろしくないらしい(特に夜)のでご注意を、まあ近寄る理由は基本ないですが。

 

 時刻は13時過ぎ、19時のフライトなのでそろそろ留まってもいられなくなってきました。ということで、観光はここまでにし、ホテルに戻って荷物を回収。ちゃんとしたフランス料理の昼食だけ取って離脱...するまえに寄り道するところがあります。

オタクショップの新刊棚

はい、フランスのオタクショップ監査の時間です。新刊棚と思われますが、この時点で圧倒的に集英社の強さを感じさせる中、我らが後藤はいるのでしょうか...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いました。ワールドワイドな後藤。裏表紙を見ると、2023年に発行されたらしくアニメ化後に出したみたいですね。出版社はこちら。ほかにがっこうぐらし!も出してくれてるみたいです。あとこれも出してるみたいですね。

www.meian-editions.fr

これはフランス語のアネモネ

 アニメ化組を差しおいて選ばれたのはアネモネでした。Un Yuri intenseが圧倒的百合らしいです。キャッチコピー*1もそのまま反映されるんだ。どうやらYuriは男性名詞らしい。この分け方性別ほぼ関係ないとはとはいえツッコミたい気持ちが抑えられない。*2

 ちなみにこの出版社の出版リストには専用百合ページが設けられており、百合姫の作品を多数出しているみたいです。海外旅行してオタクショップ漁るたびに「なんで百合姫こんな現地語訳多いの?」の顔になっています。きららと百合姫って雑誌の発行部数はおそらくそんなに変わらない、少なくとも翻訳された作品数で数倍差をつけられるほどの差はないと思うのですが...*3

 さらに脱線を重ねますが君と綴るうたかたの仏語訳のタイトルは「Notre été éphémère」というのですが、これは和訳で「私たちの短かった夏」になるそうです。本題に触れすぎじゃない?

www.meian-editions.fr

 

 別の百合作品でいうとやが君も見かけましたが、こちらは別の出版社から出ていました。ここの二つが大きいところなんでしょうか。ほかにもメイドインアビスがあったり、そらおとがあったりと本当に幅広いジャンルの漫画が置いてありました。フランスのオタロードとは異なるところにあった店なのでそこまで品ぞろえよくないかなと思っていたのですがこれだけ充実していたので結構な驚き。フランスは結構オタク文化が入ってるとは聞く一方、インターネットは信じるなと小町お嬢様も言っていたので信じていなかったのですがどうやら真実と認めざるをえなさそうですね。

 

www.kana.fr

 

これはフランスのやが君。

 

 改めて昼食(ほぼ夕方)を探すと、どうやらBouillon(ブイヨン=大衆料理店)って入っている店を選んでおけば、ガチのコースまではいかないけど手軽にフランス料理を食べれそうみたいなので、パリ北駅の途中のこちらで食事をいただきました。遅い時間だったので、すんなり入れましたが、中には地元っぽい人が多数見受けられ繁盛していました。ヤンキースの帽子かぶってる人いましたが地元民でしょう、多分。

 

 さてなんのフランス料理にしようかなーと悩みましたが、今回は鴨肉をいただくことにしました。フランス料理の鉄板なので。あまり日本では鴨は食べないので新鮮でした。後ワインがやはり美味しい。日本でヨーロッパのワインを飲むとどうしても酸化防止剤が入っちゃうので味が明らかに変わっちゃうの本当にもったいない。

 この後、ワイン買い込むかーと言ってワインをのべ4本は買って帰りました。税金かかりますが一本100円程度だし、一回税関で支払うのやってみたかったので。初めて税関にお世話になりましたが、帰国後の手続きは紙に書いたの提出して言われるがままに金払うだけだったのでお手軽でした。「酒一杯持っていくと税関引っかかって大変そうだし...」ってなっている酒カスは是非「そんなに手間じゃないから税金払えばいいや」のマインドで輸入してみてくださいね。

鴨肉のコンフィとガメイの赤ワイン。

 

 シャルルドゴール空港へ向かう前べく、パリ東駅へ。駅構内で乗り換えればいいのですが、一瞬外に出て駅舎を撮影します。

 この路線も評判悪いことで有名ですが、意外と人も少なく余裕でした。警察配備で治安が良くなったのか、私の危機意識がおかしいのか...ともかく無問題でシャルルドゴール空港へ。

パリ東駅。ごちうさDMSで出てきます。

一年ぶりのシャルルドゴール空港。

 ワイン買ったりパリ東駅へ寄り道したりしてると、フライトの2時間前着と思ったよりギリギリになってしまいましたが、まあ慣れたもんで余裕っすよ。いや適当旅程の末路なので皆さんはもう少し綿密に計画立てましょうね。

 その後は問題なく帰国、家に日曜22時くらいに帰り、次の日平然と出社しました。普通に全身ボロボロだったので全く集中できなかった。ただ、疲れ切って多分フライト開始直後から爆睡できたので時差ボケもほぼキャンセルできました。帰りはとにかく「もう夜なんだ、だれが何と言おうと夜なんだ」の心を持って一杯寝ることが大事ですね。

 

 完走した感想ですが、なんか思ったより旅程詰め込みすぎたなというのが正直なところです。コロナ以降、もう予約なしで入れる施設はないと思った方がいいのでチャート構築段階で色々考えないといけないのですが、カツカツでした。正直私はせっかち&旅程がおかしい界隈*4の人間なのであまり参考にしない方がいいと思います。まあ国外で夜行バス平気で使う旅程なんざ組みたいと普通は思わないでしょうが。

 とはいえ、ごちうさを巡るのはずっと前からやりたかったことですし、フランスともようやく和解できたので*5、非常に有意義でした。残るはポルトガルグラナダシチリアオーストリア、ベルギー、フィンランドかあ...無理!!!*6

*1:別にキャッチコピーではない

*2:フランス語のlisでも男性名詞なのは変わりません。

*3:最近は日本雑誌協会からのデータも見れなくなったので推測にはなりますが、2008年の百合姫が7万5000程度、2018年ごろのきららは8万程度と言われています。古いデータとはいえここから桁が変わる程度の差が出ているとはさすがに思えない...

www.cyzo.com

きららのほうは適当に過去ツイ探せば雑誌協会のデータとかが出てきます。

*4:北朝鮮行ったことある人がいたり、水晶岳(半分裏銀座)日帰りピストンする人がいたり、頭だけツッコむタイプのULシェルターで11月の山に泊まる系山岳レースに参加する人がいたりするので、この程度マジで常識の範囲内に思ってるけど会社の人間と話すと明らかにおかしいらしいということを社会人になってからおもい知っている。

*5:学生の時指導教官がワーホリのフランス人だったので長年アンチフランスをこじらせた経緯がある。

*6:マジレスすると韓国、トルコ、ブラジルあたりを世界情勢的に早く埋めとくほうがいい。けどもう遅い説もあるし、南米は治安のレベルが違うから知らない方がいい説もある。

きららの民が行くスペイン・フランス旅行part7

10/4(金)

 ここまで、なかなか睡眠時間を確保できませんでしたが、この日は優雅なアート鑑賞デーなので久々にゆっくり寝れました。ベッドは少し動くだけでギシギシ叫んでいましたが、その悲鳴は疲れ切った私には届かず9時間ぐらいは寝た気がします。

 とはいえ朝から予約はあるので、八時過ぎぐらいにはゆるゆると移動を開始。ホテルはセーヌ川沿いでとっており、Paris Chase*1で沈んでいった無数の車たちに思いを馳せながら川を渡ると、何やら工事中の大聖堂が出てきました。ノートルダム大聖堂です。

ナイスセーヌ!

12月から再開したらしいですが当時は工事中でした。

 かの火災で天井が焼け落ちたことは有名ですが、どうやらもうほとんど修復終わっていたようで、12月には営業再開するそうです。後二ヵ月ちょいで中は入れたのに...火災が起きたのもつい最近に思えていましたが確認したら2019でもうそんな前なのか...と驚きを隠せません。入れないのは残念ですが...今日の目当てはここではありません。今日の目当て、それは...ルーブル美術館です。

ルーブル美術館ことデカすぎんだろ美術館。

 とにかくデカい!プラド美術館も大概大きかったのですが、広さに関してはそれが霞むレベル。75000平方メートルあるらしく東京ドーム1.5個分に作品がずらっと展示されています。予約したにも関わらずその列すら長く30分近くは並びました。また、入り口を勘違いしており地下から入るということも分からず、うろうろして余分なタイムロスをしてしまいました。

 中に入りクロークに荷物を預け300pぐらいあるガイドブックを買い装備を整え入場。中に入れば自分でも知ってる作品ばかり。昔はチンプンカンプンだったものですが美術史等ある程度勉強した今では少しは理解できるようになってるはず...でしたが、彫刻はそんなに詳しくなかったので絵画主体で見て回ることに。というか結果論そうしないと全然時間足りませんでした。今日はこことオルセー美術館ぐらいしか行くつもりはなかったのですが絵画だけで6時間程度使った上にそれでも時間足りない有様。

 それでも少しは見ております。例えば彫刻に詳しくない自分でも知ってるサモトラケのニケ。作者不明&みつかったのは1800年代と新しいのにここまで有名なのは中々ないですよね。でも船の上で頭と手なしの状態で凛々しく立つ姿に自然と惹かれてしまうのは分かります、極東ではケツゲーとして知られることになってしまったけど。

サモトラケのニケ

 ほんとに無数に作品があるので紹介をし始めるともうきりがないので絞りますが、やはりルーブル美術館にきてこの作品を見ずに帰るということはできない絵画があります。皆さんもこれを読みながら思いついていますよね?この絵画のためにルーブルに来たといっても過言ではありません。遂にご対面です...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1830年7月28日、民衆を導く自由の女神』(作:ウジェーヌ・ドラクロワ) 1830年

『はなまるスキップ』(著:みくるん)第2巻27ページより

 「モナリザじゃねえのかよ」と言われそうですがマジでこれがルーブルで一番楽しみでした。ピ同の敷く圧政に反旗を翻す革命の様子が力強い構図と明暗鮮やかな色遣いで描かれていますね。今日はようやくきららなしの日かあと思われたかもしれませんがなんでもきらら君なのでそんな甘えは許されません。無限に見た構図!!つって20分以上見てた気がします。

 真面目な話この絵のグッズはモナリザの次に多くルーブル美術館の中で二番目に人気っぽいので必ずしも間違った反応ではないでしょうし、実際フランスを象徴する絵画ですよね。*2ガイドブックには「今日では、この作品はあらゆる革命の象徴であり、常に賞賛され、しばしば民衆の文化に取り込まれている。」とあったのではなまるスキップを読んだうえでの記述の可能性があります(割とよくオマージュされてるだろこの絵)。この構図、実は元ネタというか影響を受けた絵があり、それも隣に展示されていました。

メデューズ号の筏』(作:テオドール・ジェリコー) 1818-1819

 帰り際の物販で、民衆を導く自由の女神のプリントトレーナーがあったので値札観ずに買っちゃいました。普通に気に入ってこれでよく出かけておりますので、ライブとかでこれ来てるやついたら私だと思ってもらっていいです。

勢いで買ったトレーナー。リベルテの文字がよい。

 もちろんちゃんとモナリザも見ました。ただここだけイカれてるぐらい人がいてビビるし接近するまでに15分以上使った気がします。行くなら朝イチで行った方がいいかもですね。あと実際に見てみると思ったより小さい絵です。なのにほかの絵と比べて近づかせてもらえないのでかなり見るのに苦労しました。

モナリザに集う民衆(2024)

 ここだけ別格に人が多い一方、他のエリアはドラクロワの前に少々人が集まっている程度でそれほど人はおらずマジでモナリザ見て帰っている人も多そうでした。絵画知らなくてもルーベンスの間とかは部屋の雰囲気自体が明らかに違いなんかスゲエってなりそうなもんなのに...とはいえ、名だたる作家の絵があちらこちらにあるので皆ばらけてしまっているだけかもしれません。私も絵画フロアを見て回るだけで6時間以上経過。至福の時間でしたがたちっぱなしで、結局この日も肉体には相当鞭打つことになってしまいました。

 しかも旅程を組んだ奴がバカすぎるせいで、今日はまだオルセー美術館にもいかないといけません。ちょっとルーブルにとらわれすぎて「オルセーって何あったっけ?もう諦めていいか?」とかなり意味の分からんことを考えながらも、予約済みなのでギリギリまで粘ってダッシュ移動。マジで走ってない日なくない?

 

 そんなこんなでオルセー美術館へ移動。何も食べてなかったことに気づき、入場後コンビニで売ってそうなサンドイッチを10ユーロも払って購入、最低限の腹ごしらえをし展示へ向かいます。

 プラド美術館とソフィア王妃芸術センターの役割同様、ルーブル美術館は古典~近代美術、オルセー美術館は近代美術以降に概ね分かれていると言っていいでしょう。予習の時間があまりとれなかったので結構真面目に「何があったっけ?」となっていましたが...

『落穂拾い』(作:ジャン=フランソワ・ミレー) 1857年

いきなり有名なのきて横転。ほかにも...

 

『戸外の人物習作(左向き)』(作:クロード・モネ1886年

 モネの『散歩、日傘をさす女性』はアメリカにあるのは知っていたので「いつか見てーなー」ぐらいに思ってたんですがこの絵のシリーズオルセーにもあるんだ。この日二番目にテンション高かった気がします。蓮のモネもいいけど*3、明るいモネの絵好きなんですよね、印象派の良さがよく出てるというかなんというか。

 きらら印象派*4で育っただけあり、同じようなコンセプトというか思想が感じられる印象派の絵は好きなので、モネやルノワールの絵をたくさん見ることができ非常に良かったです。

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』(作:ピエール=オーギュスト・ルノワール) 1876年

 ルノワールの絵として有名なのはやっぱりこれですよね。「この絵の場所は風車のある丘のカフェで当時日曜の3時から深夜まで舞踏会を開いていて当時最大の娯楽であったダンスを人々はここで楽しみ画家のドカもよく通っていた...そんなきらきらとした光の中を 踊る人々を その活気を 印象派らしく明るく流れるように描いた美しい作品だ」...と思いましたね。あれ?これって...

 六条さんのアトリビュートでも紹介されてましたね。海リエもあったのと、他誌ですがブルピも盛り上がっていた時期だったからか絵画ブームが来てましたよね2020年初くらい。

 

 後はクールベの『世界の起源』の写真を先輩に写真を送りつけたら「これ好き」とか言いながらさらに「世界の起源の近くに置かれてる彫刻もドチャクソエロくてすこ」とか謎のオススメをされました。なんなんだこのドクター。

 時間は全然足りなかった一方、ポスト印象派はあまり興味がないというか正直好きじゃなく、そのあたりは適当に流したのでなんとか閉館までには回りました。ただ、ポスト印象派の中で一番興味あったゴッホの『ローヌ川の星月夜』がなんかなかったのだけ心残りでした。

 

 

 そんなこんなでこの日の目的はほぼ達成したのですが、ルーブルとオルセーの移動の間に行こうかなと思っていたポイントの回収へ。まずはこちら、フランスの紅茶茶葉販売店マリアージュフレールの本店です。最近では蓮ノ空でも紹介され有名ですね。私は昔から飲んでるのになんでも蓮ノ空だからその影響を受けて飲んでるみたいにいわれるのは癪なんですが、そんなのどうでもよくなる程度にはずっと愛飲しています。

 当初の予定では中で昼食というかアフタヌーンティーのつもりだったのですが、そんな暇はなくいくつか茶葉を買って終いとしました。オリジナル茶葉みたいなのはなさそうでなんか適当におすすめしてもらおうと思いましたが、Recomendがまったく聞き取ってもらえずなんかめちゃくちゃ苦戦しました。とはいえ、無事買い物も済ませ実績解除したので、102期卒業旅行編の新カードURでここが出てきても安心してマウントが取れます。対戦、よろしくお願いします。

マリアージュフレールの優雅な店構え。

 

他にもパリのごちうさを回収したり...

この商店街を抜けたらホテルに近づくはず!

 

パリのごちうさを回収したり...

メグさんがトイレから戻ってきません。

 

 

パリのごちうさを回収したりしていました。

都会は吸収することだらけよ。

 はい、という感じで、意外と2時間以上はぶらぶらしてこの日は終了。もうちょっとeasyな旅程のはずだったのに...飯屋もいい感じのところに入ろうとしたんですが、めちゃ込みだったのと疲労が凄かったので結局ホテルの近くまで戻って前日と同じケバブを食べてました。まともなフランス料理食べてない!次の日が最終日なので何とかチャレンジしたいところです。

 

part8へ。

*1:パリの街を舞台にしたレーシングゲーム。どんなゲームかはナイスセーヌでググってみてください。

*2:この後政治体制としては7月王政になるけども。

*3:蓮のモネではない

*4:きんモザごちうさといった明るい色で構成されたカラーページを駆使し鮮やかな日常を表現することを得意とする作品群、またはそれらが流行した時代の作品群を指す。日常系きらら史の中では2010年代半ばに流行した。けいおん、ひだまりといった淡々と高校生活を描写する古典的きららや、星屑テレパス等の人間関係の変化に明確に焦点をあてたストーリーテーリングをする現代きららと区別されることが多い。